保育士が選ぶ読み聞かせ絵本 Vol.1【分園:0歳児・1歳児・2歳児】

【クラス】0歳児 分園つぼみ

【題名】あかあかくろくろ

【出版社】学研

【作者】かしわら あきお

【選んだ理由】
絵本の発色が良いので読み聞かせをしながら子どもたちの反応を見てみたいと思いました。

【どんな本】
赤、白、黒といいたコントラストのはっきりとした絵本です。目や口のある顔の絵、配色の強い線や形は、生後6か月くらいまでの赤ちゃんでも注目するのだそうです。赤、白、黒のかわいらしい絵がたくさん詰まっている絵本です。

【クラスの様子】
「絵本の時間ですよ」で始まる読み聞かせタイムです。絵本を前に出すと後ろを向いてたお友だちもクルッと前を向きます。子ども達が集中して見ているので読み手も抑揚をつけたり間を取ったり子どもの反応を見ながら変化をつけて読んでいます。じ~っと見つめたり、手を伸ばしたり、ニコニコ笑いながら楽しい時間を過ごしています。

 

 

【クラス】1歳児 分園つくし

【題名】えがないえほん

【出版社】早川書房

【作者】B・J・ノヴァク

【選んだ理由】
子どもたちは、擬音の世界の言葉が多く、泣いている子や絵本に集中できない子でも泣き止み楽しんで見始めるということで実際に子ども達に読んでみたいと思ったからです。

【どんな本】
最後まで絵がなく、何があっても書かれている言葉は全部声に出して読むというルールの本です。様々な言葉があり、その言葉にも色がついていたりして、読みながら聞きながら想像力を膨らませながら見る絵本です。

【クラスの様子】
子ども達が聞いたことある言葉や声に出して言ったことがあるような言葉があり、とても想像しやすく喜んでいます。難しい言葉も多く出てきますが、保育士の読み方の工夫によって楽しんで見ています。

 

 

【クラス】2歳児 分園たんぽぽ

【題名】そらまめくんのベッド

【出版社】こどものとも

【作者】なかや みわ

【選んだ理由】
先月、おやつにそら豆が出ていたので選びました。また、お友だち関係についてのやりとりもあり、これからの子ども達のおもちゃの貸し借りの場にもつながりそうだったため。

【どんな本】
フワフワベッドを大事にしているそら豆くん。大切すぎてお友達に「貸して」と言われても「ダメダメ!!」と断ってしまいます。ある日大切なベッドがなくなっていることに気づき、やっと見つけた時はうずらの卵のベットになっていました。「僕のベッドなのに…」とはじめは思っていましたが、だんだんと応援するようになり、ひよこが生まれると「やったー!」と大喜び。最後はお友達にもペットを貸してあげ、一緒に眠りました。

【クラスの様子】
そら豆については、この間おやつで食べたね!! とすぐに気がついていました。お友達に意地悪しないよねー、貸してあげてえらいねーと思ったことを口々に話しています。

 

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