【クラス】 3歳児すみれ組
【題名】 セミくんいよいよこんやです
【出版社】 株式会社 教育画科
【作者】 工藤ノリコ
【選んだ理由】
夏ということで夏を代表する虫「セミ」にちなんだ絵本を選びました。ここ最近の散歩において「ミーンミンミンミン…」「ジリリリリ…」というセミの声を聞き、すかさず子どもたちは「せみのなきごえだ!」と気が付き、耳を澄ましてみんなで聞いてみる、という姿が見られました。また虫・植物の動きや変化に興味を持ち始め、お友達同士でお話をするという場面をよく見られるようになり、今のすみれさんにぴったりな絵本だと思ったからです。
【どんな本】
長い地下生活のセミくんが、今夜地上に出るとの連絡を受け、森の仲間たち(カブトムシ、すずむし、ミツバチ、あおむし、ホタル)はお祝いの準備に大忙し。カブトムシは力仕事、すずむしは演奏準備、ミツバチは美味しい蜜を、あおむしはキャベツのサラダを、ホタルはシンクロして花火を表現する光の準備を…。セミくんはみんなの歓迎を大喜び!幸せな気持ちで空に羽ばたいていくお話です。
【クラスの様子】
セミくんをお祝いするパーティーでは、森の仲間たち(虫たち)が登場するごとに「あっ!カブトムシ!」「みつばちがはちみつをはこんでいる!」などと指をさして反応をする姿が見られました。
また、ホタルが集まってホタルの光で花火を表現する場面では、思わず「うわ〜!きれーい!」という言葉が出ていました。
【クラス】 4歳児れんげ組
【題名】 おひさまむらのこどもたち
【出版社】 教育画劇
【作者】 あいはらひろゆき
【選んだ理由】
仲間を意識する年齢、友達を思いやる姿、仲は良いけれど、けんかする場面などがあります。年齢として楽しめると思いました。
【どんな絵本】
男の子の2人兄弟と、女の子の2人姉妹はいつも仲良く遊んでいました。
ある日、森に探検に出かけます。進んでいくと、だんだん暗くなり、心細くなっていきますが、励まし合いながら歩いていきます。けんかもするけれど、友達を思いやる姿が描かれています。家に帰るとお腹はペコペコ。みんなでごはんをもぐもぐ食べるのでした。
【子どもたちの様子】
物語りの世界に入って自分が探検しているように、ドキドキしながら見ていました。
【クラス】 5歳児ゆり組
【題名】 エルマーのぼうけん
【出版社】 福音館
【作者】 R.S.ガネット
【選んだ理由】
絵本を目で見て感じるだけでなく、耳で聞くことで、どんな物語なのかを想像して楽しめられないかと挑戦してみました。
【どんなえほん】
冷たい雨の日、エルマーが歳をとった、びしょ濡れの猫に出会い、物語は始まります。猫から「どうぶつ島」で囚われている、可哀想な竜のことを聞いたエルマーは、数々の困難をユニークな知恵と勇気で乗り越えていくハートフルな冒険物語です。
【子どもたちの様子】
読み聞かせ後、内容を確認すると、ほとんどの子が答えられて、続きまだ?と楽しみにしている子もいた。